SCALE AYATAMABO 【AFV】tasca 1/35 シャーマン(中期型)
 

【製作にあたって】
キャラ系の合間の製作で、かなり時間はかかりましたけど、、やっと完成!初のスケール製作で選択したのはAFV、キットはシャーマン戦車の決定版といわれるtascaさんの1/35シャーマン中期型です。評判通りの造形でパーツ精度も高くストレスなく組むことができました。良キットなのでストレートで とも思いましたが、せっかくの機会なので色々やってみようと(笑)考証的な事はやりだすとキリがなさそうなのでそこそこに(笑)。(資料をかしてくださったり、アドバイス、質問に答えていただいた皆様には大感謝です)今回は技法といわれるもの系を中心に。アフターパーツなどおもいっきり盛り込んで、AFVというものを思いっきり楽しんでみました。キャラ系製作と比べるとデカルチャーで(笑)試行錯誤しながらでしたが、ひとつひとつの行程を確認しつつ自分なりにクリアできたと思います。今回は戦車という実際に存在し使われていた兵器の冷たさを出来る限りほのぼのとした感じにできないかなぁ?と。戦場での緊迫感がある感じもAFV的だと思いますけど、できれば戦闘以外の日常的なヒトコマに と贅沢な?イメージで製作してみました。自分なりにはそれに近い物ができたと、、思います。色々と驚く事もありましたが、無事にAFV製作を好きになる事ができました(笑)。静岡ホビーショー、モデラーズフリマ、アドラーズネスト様のブースにも展示していただき、いろんな意味で思い出に残る製作になりました。ナニワトモアレ、スケール製作第一弾WEB公開です!(笑)

【Special Thanks】
グラン大尉 無理を言ってアドバイスしていただいたり、色々と資料を貸していただきました! Special Thanks です!
わたしのおバカな質問にも お忙しい中、丁寧に答えてくださった タスカのY田様 大感謝です!
    
コメント、アドバイス、ご指摘などなど ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございます!みなさんに Special Thanks です!

 

 
 
【概要】

可動式のサスペンションには本当にクッションが入ってます(固定していますけど 笑)細かなモールドなど素晴らしい造形です。主にピグメントでウェザリングしてます。
カステン製のキャタピラは、極小パーツの集合体。しかもそれだけで1300パーツ位、、ある意味一番苦労した部分かもです。
単色の車体なので車体のウェザリングは というより油彩でフィルタリングして変化をつける感じです。車体肌の鋳造表現もいい感じになったと思います。

【工作内容】概要

鋳造表現 車体の表面はキットでは繊細な鋳造表現でそのままとも考えましたが、溶きパテで表面を荒らし強調してみました。
キャタピラ キャタピラはキットのベルト式のものは使わずモデルカステンのT51キャタピラを使用。(キャタピラは固定しています)
アフターパーツ アドラーズネスト製機銃身を中心に各部、真鍮削りだしパーツやエッチングパーツなどを使用しデティールアップしています。
OVM キット付属のジェリカンなどの他に、別キットのものなどを追加。OVMの止めベルトもプラパーツ、真鍮線などで自作しています。
フィギュア フィギュアは追加、2人に。フィギュアの体は2人共にシャーマンのものをベースにし(付属は一人なので、もう一人は無理矢理グラン大尉にいただきました 笑)頭部はホーネットヘッドを二個一にして製作しています。
ギミック 砲塔旋回、砲身上下、機関銃方向変更などのギミックは生きています。また追加の車載品(荷物)は取り外し可能です。裏側見えない部分にボルトで簡易プラケースに取り付け固定できるようにして、展示や運送時の破損を防止できるようにしています。

各機銃身等、金属パーツのお問い合わせはアドラーズネスト様までお願いします。
       
 
【塗装】

基本塗装(ベース)はフィニッシャーズカラー(ラッカー系)で調色しエアブラシ塗装。細かい塗り分けは筆塗りで。塗り分けにはアクリルなど各種塗料を使い分け、使用しています。ウェザリングはエナメルでのウォッシング、スミ入れの他、メインは油彩でフィルタリング、ブレンディングしています。チッピングや錆び表現、オイルにじみなどもやってみました。また足回りなどの泥や土表現にはピグメント各種を使用しています。

※製作記録はSCALE AYATAMABO (BLOG)にもありますので、そちらも ご覧下さい。             

 

 
 
フィギュア】

フィギュア戦車の隠れた主役です。フィギュアによって戦車自体のイメージもガラリと変わります。付属は一人なので追加のフィギュアはグラン大尉にいただきました(笑)
キットのフィギュアも素晴らしい出来なんですけど、どこでも陽気なアメリカ人のイメージで頭部はホーネットのものに交換しています。2人が会話しているようにしたかった
ので体の表情も変えています。キットのボディは基本的な感じで色々な応用がしやすい感じでGOODです。今回はあくまで非戦闘時、日常のイメージです。

ヘッドはホーネットのものを贅沢に二個一してます。ヘルメットのみアメリカ戦車兵ヘッドを加工、フェイスは歓喜の表情、横を向く、などからイメージのあったものをチョイスしています。(基本的に不真面目な感じ&笑顔で)塗装はベースをラッカーで、油彩でお化粧しています。あんまりイケメンではなく、芸人さん風なイメージで(笑)実際は小指の爪よりも小さい顔ですが、全体のイメージも左右する大事な部分なので がんばりました(笑)でも塗装では一番面白かった気もします(笑)

妄想では 

上の人『なんか機関銃こわれちまったよ(笑)』
下の人『ぜんぜん整備しないからっショ(笑)』
上の人『機械苦手でナァ まぁ あんまり使わねぇし ま イッカ(笑)(笑)』

みたいな

とても クダラナイ とは思いますけど 陽気なアメリカ人の 非戦闘時の クダラナイカイワ が聞こえてくれば と(笑

 

 
 
【OVM 車載品・装備】

単色であっさりした車体に華を添えてくれるのが車載品、OVMなどです。アメリカ車両は荷物満載イメージが強いので、キット付属の他にも製作、搭載してみました。
ジェリカンはもちろん、弾よけの予備キャタピラ(カステン)、レーションダンボール、ドラム缶、雑袋、シート、木材(針金は真鍮線で製作)など。今回は荷物をそれぞれ
取り外せるようにしています。(後部荷物は一体です)好みや気分で変更できるように。キャラ的な?プレイバリュー要素もいれています。
OVMも細かく塗り分け、また 省略されているOVM留め具なども真鍮線やプラ材でらしく自作しています。

 

ブローニングM2重機関銃は、単体でも充分なキットといえる超絶な出来です。それをさらに銃身を アドラーズネスト製ブローニングM2重機関銃銃身(真鍮)
変更しています。また、同軸機銃、前方機銃の銃身もアドラーズネスト製M1919A4機関銃銃身(真鍮)に交換しています。コダワリの造形で模型をひきしめてくれています。
砲身、アンテナ基部はファインモールドの真鍮パーツに変更。直接照準器はエッチングで追加、ライトガードもエッチングに変更しています。ライトはキャラ的感覚で?アルミ
テープで裏打ちし らしくしています。キットにもその他の部分にエッチングが多数含まれていますので、あわせて模型的精度を上げています。
M2重機関銃もあくまで非戦闘状態にしています(笑
 

今回使用している機銃身などAN製各種金属パーツのお問い合わせは、AN様のほうへお願いします。

【OVMなど外した状態】
 

このキットは、キレイな曲線を素晴らしく再現してあるので、装備品を外した状態も魅力です。また全体のラインやOVMの状態が特によくわかるとおもいます。
どこから見ても飽きのこないキレイな車体デザインです。もちろん荷物を積んでいない状態でも見栄えするように各部仕上げています。

※製作記録はSCALE AYATAMABO (BLOG)にもありますので、そちらも ご覧下さい。             

最後までご覧いただきありがとうございました。

 
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