MG1/100ユニコーンガンダムVer.Ka 改修    ユニコーンモード&デストロイモード

 

【製作にあたって】各モードそれぞれ別に製作しています。
Ver.Kaを冠したキレイな機体を『よくここまで』と言いたくなるように再現してあるキットです。トータルバリューで考えると【究極】なキットではないでしょうか?ただその分パーツ数の量も同サイズの物と比べても多く基本処理をするだけでかなりの時間がかかります。また複雑なギミックのため素材もABSが多く各工程でとても気を使います。パチ組するにはストレスなく組めると思いますが、模型としてきちっと組むには忍耐力が必要なキットだと思います(笑)今回の製作で一番悩んだのが変形による塗装のハゲです。複雑なギミック、スライド多用の変形なのでどんなにクリアランスをとっても塗装ハゲを100%防止することはできません。デストロイモード固定も考えましたが、各モードで全くイメージの機体になる事、機体名称を冠するするユニコーンモードも外したくなかったので思い切って?各モードそれぞれ別に製作する事にしました。結果、その分パーツ数も膨大になり基本処理、面取りするだけでも膨大な時間がかかり各工程でくじけそうになりながら(笑)なんとか完成させました。発売直後から製作をはじめていたんですけど、、、(笑)それぞれのモードで製作し強度、変形によるパーツのグラつきなどないように変形ギミックは固定しています。(可動に関する部分、ギミック等は生かしています)工作は固定することで可能になったバランス調整、テンション調整やラインの変更、調整などをし追加パーツなどでデティールアップを施した製作になっています。また小説(特装版)に付属するビームガトリングガンもあわせて製作。この装備が付くだけでまたイメージが変わります。ガトリングの出来もいいので 必須アイテム かも?でも小説は開いてもいません(笑)こちらも全体の製作にあわせて各部デティールアップしています。今回も各種、多数の金属パーツを使用して質感を上げています。
※使用している金属パーツ(アルミ、真鍮)には腐食防止のためプライマーを塗布しています。

※製作に使用している、金属パーツのお問い合わせはアドラーズネスト様までお願いします。
  

 

●本体全体像(ユニコーンモード)
またスリットが多い機体なので、全体のモールドなどは増やしすぎると嘘にみえてしまうので必要な部分に、スリット部にあわせてできるだけ細くし(0.1mmノミ使用)あわ
せています。発光フレームはこのモードでスリットから覗いてしまうとおかしいのでカーボンイメージの黒で塗装し発光前表現しています。
●本体背面(ユニコーンモード)
シンプルなイメージのユニコーンモードですが、実際は複雑なラインの組合わせで、さらにスリットもあり情報量はかなり多いです。アクセントを入れながらきちっと
面、ライン取りしてあげるとカッチリ仕上がります。派手なデストロイモードにばかり目がいきがちですが、ユニコーンモードもとても洗練されたデザインです。

 

【塗装について】
この機体自体が【小説】に出てくるものなのでイメージがつかみにくい部分もあり、またトリコロールなどではなく白い機体、発光するサイコフレーム、各モードで異なるイメージなどなど難しい感じも多々ありましたが、モード異に違うイメージだけど共通性を持たせつつ設定から外れないように自分なりに調整しました。白に関してはスリットなどとの兼ね合いで軽く見えないように。サイコフレームの発光表現はルミピンクにクリアレッド(どちらとも透過性塗料)を混ぜてボワっと光ったイメージにしています。またユニコーンモードではスリットなどからピンクのフレームが見えてしまうので発光前表現としてカーボンイメージの黒で塗装。など各モードで変化をつけ(それぞれのイメージ)で塗装しています。塗装もパーツが多く、、、大変でした(笑)デカールは全て水転写式で(ガンダムデカールユニコーンガンダムVer.Ka用、その他各種)。Ver.Kaということで、これも莫大な量に(汗)工作〜塗装〜デカール〜トップコート〜組み立て に至まで とにかく全てにおいて 数に泣かされました。。。
【カラーレシピ】フィニッシャーズカラー中心(エアブラシ塗装)
●ホワイト スーパーシェルホワイト+ピュアブラック+ブラウン 
●ダークブルー スーパーディープブルー+ピュアホワイト+ピュアレッド+α
●レッド シルクレッド+ピュアホワイト+ピュアイエロー(少)
●イエロー ディープイエロー+ピュアホワイト
●グレー ファンデーショングレー+ブラウン+ピュアホワイト+α
●グレー2 ファンデーショングレー+ブラウン+ピュアホワイト+ファインシルバー(少量)
●グレー3 ファンデーショングレー+ブラウン+ピュアホワイト+ディープイエロー
●ブラック カーボンブラックマット+ピュアホワイト
●ピンク ルミピンク+クリアレッド
●その他 クリアグリーン クリアパープル
●スミイレ(エナメル)ジャーマングレー、ハルレッド等を使い分け

 

●本体全体像(デストロイモード)
変形により各部が伸びバランスがかなり変わります。今回は各モード別にそれぞれ製作しているので、固定してギミック幅などをきちっと調整してあげるだけでスタイル、バラ
ンスはまとまると思います。また各部のテンションも調整し変更することで変形ギミックのため死んでいたところを生かすことができより自然なポージングが可能になります。
 
●本体背面(デストロイモード)
各部展開は固定しています。デストロイモードは、ユニコーンとはあいまって派手に。複雑なラインでとてもキレイです。同じ機体とは思えない雰囲気です。
背面下側から
ユニコーンはバーニア数がとても多く、みどころでもあり、とても目立つ部分です。(下からの角度だと全てのバーニアをみてとることができます。)全てのバーニアはアドラーズネスト製システムバーニア各種(レギュラー、ショート、ナロー)で各部形状にあわせ対応し変化をつけ、それぞれ多重構造にし精密感をupしています。バーニアSとSSの二重構造+AN製システムバーニア用ノズルSで3パーツ構成に変更(インナーはクリアレッド)プラでは再現出来ない精度で、これだけでも完成度が断然上がります。
※製作に使用している、金属パーツのお問い合わせは
アドラーズネスト様までお願いします。
 

 

 

 

■各部工作、改修点等
            デストロイモード工作、改修点等
            ユニコーンモード工作、改修点等
■頭部工作・改修点等■(変形はオミットし固定、可動等のギミックは生かしています)
●アンテナをシャープに整形、変形オミットなので立体感のある裏面を表にしています
●頭部のカメラは透明プラ板でレンズを新造(設定画をみると青っぽくも見えるので
(好みでというより使ってみたかったのでガイアノーツの限定(クリアパープル青み)
を使用。アルミテープで裏打ちして光を拾うように)
●モールド彫り直し、ライン調整
●ツインアイはアルミテープで表現、光を拾うように
●フェイス取り付け位置の変更
●フェィスライン調整、クマドリの調整
●頬ラインのモールドが無かったので彫り直し
●アゴは短い&小さすぎたので0.5mmプラ板で延長、大型化
●アンテナをシャープに整形
●頭部のカメラは透明プラ板でレンズを新造(設定画をみると青っぽくも見えるので
(好みでというより使ってみたかったので ガイアノーツの限定(クリアパープル青み)
を使用。アルミテープで裏打ちして光を拾うように)
●モールド彫り直し、ライン調整
●目?の部分(フェイスのカメラ)は透明プラ板でレンズを新造(クリアグリーンで
塗装。アルミテープで裏打ちして光を拾うように)し裏から取り付け


 
■胸部工作・改修点等■(変形はオミットし固定、コクピット開閉など可動等のギミックは生かしています)

●肩センサー部はAN製カメラアイSを取り付けデティールアップ、レンズはHアイズ
●アドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセント
●頭身を上げる+アゴが引けるよう首を1mm延長(1.5mm真鍮線で補強)
●各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●バックパックにAN製リベットヘッド平マイナスでマイナスモールド追加、アクセント
●バックパック各バーニアはAN製システムバーニア(ショートタイプ&レギュラータイプ)SとSSの二重構造+AN製システムバーニアノズルSで3パーツ構成に変更(インナー
はクリアレッド)

●アドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセント
●頭身を上げる+アゴが引けるよう首を1mm延長(1.5mm真鍮線で補強)
●各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●腕付根軸は可動範囲が変形構造上狭かったので、変形固定に伴いピンを削り取りテン
ションを調整前後に可動するように。これにより旨を張ったポーズ、武器などを構えた
ときに肩が入ったポーズがとれ雰囲気がよくなります。
●バックパックにAN製リベットヘッド平マイナスでマイナスモールド追加
●バックパック各バーニアはAN製システムバーニア(ショートタイプ)SとSSの二重構
造+AN製バーニア用ノズルSで3パーツ構成に変更(インナーはクリアレッド)
 
■腕部工作・改修点等■(変形はオミットし固定、腕サーベルラック開閉など可動等のギミックは生かしています)
●エッジ調整、各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●各部アドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセント
●腕付根軸は可動範囲が変形構造上狭かったので、変形固定に伴いピンを削り取り
テンションを調整前後に可動するように。これにより旨を張ったポーズ、武器など
を構えたときに肩が入ったポーズがとれ雰囲気がよくなります。
●エッジ調整、各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●各部アドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセント
●腕付根軸は可動範囲が変形構造上狭かったので、変形固定に伴いピンを削り取り
テンションを調整前後に可動するように。これにより旨を張ったポーズ、武器など
を構えたときに肩が入ったポーズがとれ雰囲気がよくなります。
 
■腰部工作・改修点等■(変形はオミットし固定、腕サーベルラック開閉など可動等のギミックは生かしています)
●前後アーマーにアドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセントに
●エッジ調整、各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●展開するリアアーマーバーニアはAN製システムバーニア(レギュラー)SとSSの
二重構造+AN製システムバーニアノズルSで3パーツ構成に(インナーはクリアレッド)
●前後アーマーにアドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセント
●エッジ調整、各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●リアアーマー裏バーニアスペースには市販プラパーツでダクト追加、辻褄合わせ
 
■脚部工作・改修点等■(変形はオミットし固定、腕サーベルラック開閉など可動等のギミックは生かしています)
●エッジ調整、各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●ふくらはぎサイドにアドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセントに
●展開するふくらはぎバーニアはAN製システムバーニア(ナロータイプ)SとSSの
二重構造+AN製システムバーニア用ノズルSで3パーツ構成に変更
(インナーはクリアレッド)
●エッジ調整、各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●テンション、軸接続位置調整足が1mmほど長く見えるように
●ふくらはぎサイドにアドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセントに

 
 
※製作に使用している、金属パーツのお問い合わせはアドラーズネスト様までお願いします。
  

 

 

 

■武器工作、改修点等■
シールド(ユニコーンモード)
●エッジ調整、各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●アドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセント
●フレーム発光前表現はカーボン調のブラックで(一番わかりやすい部分です)
シールド(デストロイモード)
●エッジ調整、各部ライン変更。モールドなど彫り直し
●アドラーズネスト製リベットヘッドでモールド追加、アクセントに
ビームマグナム
●センサーは透明プラ板でレンズを新造し(クリアグリーンで塗装。アルミテープで裏打ちして光を拾うように)取り付け。
●各部合わせ目消し。
●各部にアドラーズネスト製リベットヘッドやでモールド追加、またリベットヘッド平マイナスでダイヤル風に
でマイナスモールド追加、精密なライフルイメージでアクセント
バズーカ
●砲口下部センサーは市販プラモールドとHアイズでセンサーを表現、追加しています。
●センサーは透明プラ板でレンズを新造(クリアグリーンで塗装。アルミテープで裏打ちして光を拾うように)し取り付け。
●各部合わせ目消し。
●各部にアドラーズネスト製リベットヘッドやでモールド追加、またリベットヘッド平マイナスでダイヤル風にマイナスモールド追加、アクセントに
ビームガトリングガン
●銃口部にはアドラーズネスト製アーマーカラー2でデコレート、デティールアップ
●各部合わせ目消し。
●各部にアドラーズネスト製リベットヘッドやでモールド追加、またリベットヘッド平マイナスでダイヤル風にマイナスモールド追加、アクセント
●センサー部は前後逆にしてアドラーズネスト製カメラアイHDタイプを入れデティールアップ、レンズはHアイズ

 

今回使用しているAN製各種金属パーツ一覧  お問い合わせはAN様のほうへお願いします。
●リベッドヘッド/(ステンレス製)L ●ボルトヘッド平マイナス/(ステンレス製)LLL●システムバーニア ナロー/(アルミ製)S ●システムバーニア ナロー/(アルミ製)SS 
●システムバーニア レギュラー/(アルミ製)S ●システムバーニア レギュラー/(アルミ製)SS ●システムバーニア ショート/(アルミ製)S 
●システムバーニア ショート/(アルミ製)SS●システムバーニア用ノズル/(アルミ製)S ●カメラアイ/(アルミ製)S カメラアイHD/(アルミ製)LL 
●アーマーカラー2/ (アルミ製)S

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 
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